Chu Chu ☆ きっちゅ 

懸賞2009年 09月 11日懸賞

久々にイギリちゅが遊びにきたんだぞ! (子米→英←仏)



「イギリちゅ~!」

アメリカは馬車から降り立った人物にコロコロと駆け寄って、ぎゅうぅっとお出迎えのハグをした。久しぶりに嗅いだ大好きなイギリスの匂いに、アメリカは胸の辺りがほこほこするのを感じて、自然と笑顔が零れる。

「元気にしてたかアメリカ」
「うん!」

嬉しさを全身で表現するように、アメリカは満面の笑みを浮かべてコックリと頷いた。イギリスはアメリカの頭をクシャクシャと撫でながら、デレデレとだらしない笑顔を浮かべる。

「あらあら、坊ちゃんったら締まりのない顔しちゃって」

馬車から降りた第二の人物――フランスはニヨニヨとイギリスの為体をからかったあと、よう、とアメリカに手を上げて挨拶をした。

「フランスもきてくれたんだ!嬉しいぞ」

来てくれなくて良かったのにという心の声は、広大な大地から仰ぎ見る大空のような笑顔に包み込んでしまう。青空に縁遠い国のイギリスは、アメリカのその笑顔のあまりの眩しさに目を細めつつ、フランスの野郎にまでキチンと挨拶が出来るとはさすがオレの弟、この小さいのにすでに紛う事無き紳士のようじゃないかと、自分のフランスに対する元ヤンな態度を棚に上げて気分上々になる。

「そんなに喜んでもらえるなんて、お兄さんも来た甲斐があるねぇ」
「老体に鞭打って、頼んでもないのにわざわざ海を渡って来てくれたんだから、嬉しいに決まってるじゃないか」

お前の考えてることは全部お見通しだぜと、意味深な笑みを浮かべたフランスに、思わずアメリカも舌足らずな幼児語を使うことを忘れて負けじと応戦する。

そんな二人の激しい攻防戦を傍で見守りながら、イギリスはアメリカがこんなに喜んでくれるんだったら、もっと頻繁に来てやるんだったと、自分の不義理を反省していた。









うん。まあシリアスに疲れたのでたまにはほのぼのでもと書いてみたけど、ほのぼのかコレ?



by shina-ai | 2009-09-11 01:01

< 前のページ懸賞次のページ >